Assetment Neoを導入されるに至った経緯をお聞かせください。
当社では、「ニフクラ」などのクラウドサービス事業を展開しており、PCなどの社内機器に加えて、データセンターにて大量のサーバーやストレージ機器等を所有しています。
以前よりこれらの資産管理や棚卸は行っていたのですが効率が悪く、管理においては、周辺機器も含め機器の棚卸がとにかく大変で、人海戦術ではもうどうにもならない状態でした。
効率を悪くしている要因が当時採用していたバーコードの使い勝手にある、ということは私たちにもわかっていました。
当時のバーコードラベルはとても小さく、それを複数人のメンバーがそれぞれ貼っていたため、貼り方や貼る位置もまちまちでした。さらにデータセンター内での作業ですから、複雑に配線されたケーブルが多く、機器に触れないように行うためラベルが見つけにくかったり、バーコードリーダーの角度を調整しても読み取りができなかったりと厳しい状況での作業でした。
そんな時、当時はまだそこまで広く普及していなかったRFIDという技術を知りました。これは今の課題に合致した技術なのではと思い、RFIDで棚卸ができるソリューションをいくつか探し出す中で、Assetment Neoにたどりつきました。
Assetment Neoを選定されたポイントは何でしょうか。
RFIDの導入には問題もありました。サーバーラックに収まっている筐体の前面にはタグの貼付スペースがほとんどないということ、そして金属対応のタグは単価が高いので、たくさんの機器に貼るとコストがかさんでしまう難点がありました。
すると御社からオリジナルタグのご提案をいただきました。このタグは独自の工夫が施されており、ラック内のサーバーとサーバーの間に差し入れる仕様になっていました。アンテナ部分は少し浮いていて筐体と接触しないため、価格の安い非金属用タグでも問題がなく、しかも読み取りやすいということでした。
これならば間違いなく今の問題を解決できると考えて、導入を決めさせていただきました。
導入後の効果をお聞かせください。
導入したタグは感度がとても良く、データセンター内での作業に全く問題がなくなりました。棚卸にかかる時間は、以前を100パーセントとすると20パーセントくらいまでに激減したという感覚です。
今までは紙台帳を片手に目視で確認をしていたので、これは非常に助かりました。
さらには、個体管理が不十分だと感じていた課題についても解決することができました。以前は固定資産台帳に「サーバー一式」といった調達単位で登録されていたために、その内訳の機器との紐づけができていなかったのですが、それらを一元的に管理できるようになったことで、台帳の精度が格段に上がりました。
ただもっと大局的に見れば、Assetment Neoの導入によって、それ以前にはなかった資産管理の社内ルールが確立したといえますので、そこが一番大きな成果だったかもしれません。
今後さらに活用したい方向性や、期待することなどをお願いいたします。
Assetment Neoの保守契約機能を使って、資産データと保守契約のデータを紐づけたことで、保守情報も見やすくなりました。今後は保守契約の期限管理なども行っていきたいと考えています。保守契約の期限が来たらアラートを受け取れるなどができれば、さらに業務の効率や確実性を上げられると思っています。
要望としては、期限管理のバッチ処理が日単位ではなくリアルタイムになれば、より一層使いやすくなると思います。今後検討していただけるとありがたいです。