Assetment Neo導入前の運用方法と、抱えていた課題についてお聞かせください。
当社は全国各地に20施設以上の運営施設(旅館・ホテル・研修施設等)を直営で展開しています。各施設にはそれぞれ管理部門があり、私たち運営管理部は、それら各管理部門を統括する本部機能を担っています。
業務内容は多岐にわたりますが、その中で大きな課題となっていたのがIT資産管理でした。これまでIT資産の管理はExcelで行っており、全施設の資産情報を運営施設ごとに複数のファイル(台帳)にまとめて、各施設と本部とで情報を共有していました。
半年に1回の頻度で棚卸を行っているものの、当時は台帳と実態に差異が出やすく、頭を痛めていました。廃棄された資産が台帳上に残り続けていたり、入退社の情報が反映されずに利用者情報が古いままだったりと、正確性に欠ける部分が多々あったためです。
約7,000もの資産情報を複数のファイルで管理していたので、データ量はかなりのもの。さらに運用上、Excelでは同時編集ができないという制約もあり、台帳の管理精度を高めるためには、システムへの移行が不可欠だと判断しました。
Assetment Neoを選定されたポイントは何でしょうか。

今までは目視で棚卸を行っていたので、ラベルスキャンで現物確認ができることは非常に魅力的でした。
ほかにも、購入から廃棄に至るまでのライフサイクル管理ができること、情報更新に手間がかからない仕組みや操作性、将来的にはIT資産以外の資産も管理できる拡張性など、こちらの複数の要件に幅広く対応していたのがAssetment Neoでした。
各施設の管理担当者は自分の施設の情報だけを閲覧できる、という細かな権限設定ができる点もよかったですね。
導入後の効果はいかがでしょうか。
ラベル運用を導入したことにより、棚卸が効率化されました。以前からIT資産管理ツールを導入しており、パソコンに関してはツール上で最新情報を取得できるのですが、それ以外のネットワーク機器などはすべて目視確認でした。紙に出力した台帳を見ながら、同じシリアル番号の資産を探す…という運用から、QRコードをスキャンするだけの棚卸に変わったので、かなりの時間短縮になりました。
また、今までは台帳上だけの管理だったこともあり、ある種の性善説に頼った運用にならざるを得ない面がありました。そこを、システムを通して誰もが正確に管理できる仕組みに変えたことで、台帳の精度や信頼性は格段に向上しました。
こういったシステムを導入して適正に管理していくことそのものが、組織の意識を高める対策として意味があると思っています。各施設でのラベル貼付といった実務も、ただの作業ではなく「ひとつひとつを確実に管理するのだ」という意識づけにつながります。モノに対する管理の考え方を現場に浸透させていくうえで、Assetment Neoは非常によいきっかけをもたらしてくれたと感じています。
アセットメント社の対応への感想や、今後期待することなどをお願いいたします。
当社では今後運営施設数の増加が見込まれており、それに伴って資産数も増えていきます。だからといって、その規模に比例して人員を増やせるわけではないため、正確性を保ったままより効率的に資産管理を行えるよう、システム面のさらなる進化には引き続き期待しています。
さらに、私たちが目指すのは「IT資産管理(ITAM)」のより一層の精度向上です。ITAMにはコスト管理やセキュリティなど幅広い領域がありますが、その中で「資産をどう管理するか」という一番コアなところに特化しているのがAssetment Neoであると捉えています。だからこそ、ここで資産情報を確実に押さえることで、将来的にはコスト・コンプライアンス・セキュリティの観点においても「Assetment Neoを使っているから、当社のITAMは十分に整備されている」とシンプルに説明できるようになったらありがたいですね。
サポート対応に関しては、正直なところ、これまであまりお問い合わせをする機会がありませんでした。ただ、サポートを頼る必要がないということ自体、それだけ製品のユーザビリティが高く、直感的に使えている現れだと思います。もちろん、今後何か困ったことが出てきた際には頼らせていただきますので、そのときはよろしくお願いします。
| 本社所在地 | 〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目3番1号 日本生命浜松町クレアタワー (オリックスグループ総合受付13階) |
|---|---|
| 従業員数 | 1,054名(2026年3月31日現在) |
| URL | https://www.orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/ |
| 事業内容 | 旅館・ホテル・研修施設等の施設運営 |



